和井田家住宅(埼玉) 【重文】
埼玉県八潮市にある古民家です.

【和井田家住宅】(HDR合成,撮影:2022年9月17日)
重文指定は主屋と長屋門.主屋,長屋門とも同時期のもので,江戸中期頃の建築とされています.屋敷構えもよく残っていて,中世の居館のような構堀があったり,水害対策の水塚があったり.間取りは改造があったみたいで,元は広間型三間取りの変形.写真奥に式台が見えるけど,これは後補です.
公開は1,8,12月を除く毎月第3土曜日のみです.
名称:和井田家住宅(わいだけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:埼玉県八潮市大字八條

【和井田家住宅】(HDR合成,撮影:2022年9月17日)
重文指定は主屋と長屋門.主屋,長屋門とも同時期のもので,江戸中期頃の建築とされています.屋敷構えもよく残っていて,中世の居館のような構堀があったり,水害対策の水塚があったり.間取りは改造があったみたいで,元は広間型三間取りの変形.写真奥に式台が見えるけど,これは後補です.
公開は1,8,12月を除く毎月第3土曜日のみです.
名称:和井田家住宅(わいだけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:埼玉県八潮市大字八條
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
明王寺釈迦堂(香川) 【重文】
小豆島にある寺院建築です.

【明王寺釈迦堂】(HDR合成,撮影:2022年12月10日)
元は高宝寺という寺院の釈迦堂.瓦の銘に建立の経緯が書いてあって,大永2 (1522)年の着工で,天文2 (1533)年の竣工.和様が貴重で,禅宗様がちょっと入っている感じ.中にある禅宗様の厨子も附で重文です.
名称:明王寺釈迦堂(みょうおうじしゃかどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:香川県小豆郡小豆島町池田

【明王寺釈迦堂】(HDR合成,撮影:2022年12月10日)
元は高宝寺という寺院の釈迦堂.瓦の銘に建立の経緯が書いてあって,大永2 (1522)年の着工で,天文2 (1533)年の竣工.和様が貴重で,禅宗様がちょっと入っている感じ.中にある禅宗様の厨子も附で重文です.
名称:明王寺釈迦堂(みょうおうじしゃかどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:香川県小豆郡小豆島町池田
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美保関灯台(島根) 【重文】
島根県松江市の地蔵崎にある灯台.2022年2月の重文指定です.

【美保関灯台】(HDR合成,撮影:2022年11月13日)
重文指定は灯台と併せて,旧吏員退息所と旧第一物置.附で重文の便所や囲障などを含む一連の建造物群は明治31 (1898)年に建てられたもので,灯台は山陰地方では最古の石造灯台です.明治初期の灯台はイギリスの技術で建てられていたけど,この時代になると日本人技師が設計できるようになっていました.
名称:美保関灯台(みほのせきとうだい)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:島根県松江市美保関

【美保関灯台】(HDR合成,撮影:2022年11月13日)
重文指定は灯台と併せて,旧吏員退息所と旧第一物置.附で重文の便所や囲障などを含む一連の建造物群は明治31 (1898)年に建てられたもので,灯台は山陰地方では最古の石造灯台です.明治初期の灯台はイギリスの技術で建てられていたけど,この時代になると日本人技師が設計できるようになっていました.
名称:美保関灯台(みほのせきとうだい)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:島根県松江市美保関
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三仏寺 #1(鳥取) 【国宝・史跡・名勝】
国宝の投入堂で知られる鳥取県三朝町にあるお寺.2回に分けて紹介します.

【三仏寺奥院(投入堂)】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
国内最古の懸造の建築.年輪年代法による調査で1098年頃に伐採した木が使われていることがわかっています.この調査に使われた古材は大正3年の解体修理で取り除いたものの一つで,これも含めた古材43点も附で国宝.流造の両側面に庇屋根と隅庇屋根が付く構造.向こう側に見える附属屋は愛染堂で,これも附で国宝です.
「三仏寺奥院(投入堂)」の写真はこちらにも → 「今年行けてよかったところ2022」

【三徳山】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
「三徳山」というのは三仏寺の山号だけど実際に山があって,この山全域が三仏寺の境内です.古くから修験の霊地で,史跡と名勝の両方の指定を受けています.投入堂以外にも重文の建築があります.
重文建築については別の記事にするとして,重文指定を受けていない古い建物を載せてみました.6棟が「三徳山三仏寺建造物群」として県指定の文化財(鳥取県の制度では「県指定保護文化財」).写真は観音堂で江戸前期の建立.奥に元結掛堂がちょこっと見えています.これも江戸前期.
名称:三仏寺奥院(投入堂)(さんぶつじおくのいん(なげいれどう))
文化財区分:国宝(近世以前/神社)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三徳山(みとくさん)
文化財区分:名勝・史跡
所在地:鳥取県東伯郡三朝町

【三仏寺奥院(投入堂)】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
国内最古の懸造の建築.年輪年代法による調査で1098年頃に伐採した木が使われていることがわかっています.この調査に使われた古材は大正3年の解体修理で取り除いたものの一つで,これも含めた古材43点も附で国宝.流造の両側面に庇屋根と隅庇屋根が付く構造.向こう側に見える附属屋は愛染堂で,これも附で国宝です.
「三仏寺奥院(投入堂)」の写真はこちらにも → 「今年行けてよかったところ2022」

【三徳山】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
「三徳山」というのは三仏寺の山号だけど実際に山があって,この山全域が三仏寺の境内です.古くから修験の霊地で,史跡と名勝の両方の指定を受けています.投入堂以外にも重文の建築があります.
重文建築については別の記事にするとして,重文指定を受けていない古い建物を載せてみました.6棟が「三徳山三仏寺建造物群」として県指定の文化財(鳥取県の制度では「県指定保護文化財」).写真は観音堂で江戸前期の建立.奥に元結掛堂がちょこっと見えています.これも江戸前期.
名称:三仏寺奥院(投入堂)(さんぶつじおくのいん(なげいれどう))
文化財区分:国宝(近世以前/神社)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三徳山(みとくさん)
文化財区分:名勝・史跡
所在地:鳥取県東伯郡三朝町
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天城山隧道(静岡) 【重文】
伊豆にあるトンネル.近代土木の重要文化財です.

【天城山隧道】(HDR合成,撮影:2022年12月29日)
通称旧天城トンネル.明治37 (1904)年竣工の石造のトンネルです.長さが445.5 mもあり,この中の総切石積みの覆工などよく残っています.写真は南側の入口.両端は石造坑門が設けられています.
名称:天城山隧道(あまぎさんずいどう)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:静岡県賀茂郡河津町梨本・伊豆市湯ヶ島字桐山

【天城山隧道】(HDR合成,撮影:2022年12月29日)
通称旧天城トンネル.明治37 (1904)年竣工の石造のトンネルです.長さが445.5 mもあり,この中の総切石積みの覆工などよく残っています.写真は南側の入口.両端は石造坑門が設けられています.
名称:天城山隧道(あまぎさんずいどう)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:静岡県賀茂郡河津町梨本・伊豆市湯ヶ島字桐山
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