越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観 (福井) 【重要文化的景観】
福井市の重要文化的景観「越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観」に続いて,越前町の水仙畑.昨年11月の文化審議会で,重要文化的景観に選定されることになりました.

【越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観 #1】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
重要文化的景観の選定は上岬地区の梨子ヶ平区,血ヶ平区,左右区の部分.写真は梨子ヶ平園地の水仙畑.梨子ヶ平集落も構成要素の一つです.

【越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観 #2】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
梨子ヶ平集落の東側は斜面に囲まれた地形になっていて,棚田跡を利用した水仙畑になっています.
名称:越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観(えちぜんかいがんのすいせんばたけ かみみさきのぶんかてきけいかん)
文化財区分:重要文化的景観
所在地:福井県丹生郡越前町

【越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観 #1】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
重要文化的景観の選定は上岬地区の梨子ヶ平区,血ヶ平区,左右区の部分.写真は梨子ヶ平園地の水仙畑.梨子ヶ平集落も構成要素の一つです.

【越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観 #2】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
梨子ヶ平集落の東側は斜面に囲まれた地形になっていて,棚田跡を利用した水仙畑になっています.
名称:越前海岸の水仙畑 上岬の文化的景観(えちぜんかいがんのすいせんばたけ かみみさきのぶんかてきけいかん)
文化財区分:重要文化的景観
所在地:福井県丹生郡越前町
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観 (福井) 【重要文化的景観】
越前海岸では古くから水仙が栽培されていて,水仙畑の景観が重要文化的景観に選定されることになりました(昨年11月の文化審議会の答申).重要文化的景観の選定は三市町の対象地区が個々に受けることになっています.まず,福井市の下岬地区.

【越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観 #1】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
重要文化的景観の選定範囲は越前町との境のすぐ北側の浜北山町,居倉町,赤坂町,城有町,八ツ俣町の該当部分.古くから水仙栽培が行われていたとはいえ,本格的な栽培は近代からで,主に斜面地が利用されていました.さらに昭和40年代から減反政策で転作が進んで棚田などでも水仙栽培が行われるようになりました.
写真は居倉町の棚田跡の水仙畑.

【越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観 #2】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
保存の対象は水仙畑だけでなく,集落,用水路,ため池など多岐にわたります.写真は越廼ふるさと資料館付近から浜北山町集落を見たところ.
名称:越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観(えちぜんかいがんのすいせんばたけ しもみさきのぶんかてきけいかん)
文化財区分:重要文化的景観
所在地:福井県福井市

【越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観 #1】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
重要文化的景観の選定範囲は越前町との境のすぐ北側の浜北山町,居倉町,赤坂町,城有町,八ツ俣町の該当部分.古くから水仙栽培が行われていたとはいえ,本格的な栽培は近代からで,主に斜面地が利用されていました.さらに昭和40年代から減反政策で転作が進んで棚田などでも水仙栽培が行われるようになりました.
写真は居倉町の棚田跡の水仙畑.

【越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観 #2】(HDR合成,撮影:2018年1月7日)
保存の対象は水仙畑だけでなく,集落,用水路,ため池など多岐にわたります.写真は越廼ふるさと資料館付近から浜北山町集落を見たところ.
名称:越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観(えちぜんかいがんのすいせんばたけ しもみさきのぶんかてきけいかん)
文化財区分:重要文化的景観
所在地:福井県福井市
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
矢掛町矢掛宿 (岡山) 【重伝建】
岡山県の宿場町.昨年12月の重伝建選定.伝建地区内に「旧矢掛本陣石井家住宅」,「旧矢掛脇本陣高草家住宅」の2件の重文があります.宿場の本陣・脇本陣が両方残っていて,重文指定を受けるのはここだけです.

【矢掛町矢掛宿 #1】(HDR合成,撮影:2020年9月5日)
山陽道の宿場町で,幕府の宿駅整備で新たに整備されました.はっきりはしないけど,寛永10 (1633)年までに町割りがなされたようです.平入と妻入が混在する町並みです.この写真は脇本陣の高草家のあるあたり.

【矢掛町矢掛宿 #2】(HDR合成,撮影:2020年9月5日)
こっちの写真は宿場の西端付近.このあたりの地割は古代条理に基づくもので,街道に対して少し傾いた地割になっています.町並みに洋風建築や看板建築などが混ざっているのもこの町の特徴です.
名称:矢掛町矢掛宿(やかげちょうやかげじゅく)
文化財区分:重要伝統的建造物群保存地区(宿場町)
所在地:岡山県小田郡矢掛町

【矢掛町矢掛宿 #1】(HDR合成,撮影:2020年9月5日)
山陽道の宿場町で,幕府の宿駅整備で新たに整備されました.はっきりはしないけど,寛永10 (1633)年までに町割りがなされたようです.平入と妻入が混在する町並みです.この写真は脇本陣の高草家のあるあたり.

【矢掛町矢掛宿 #2】(HDR合成,撮影:2020年9月5日)
こっちの写真は宿場の西端付近.このあたりの地割は古代条理に基づくもので,街道に対して少し傾いた地割になっています.町並みに洋風建築や看板建築などが混ざっているのもこの町の特徴です.
名称:矢掛町矢掛宿(やかげちょうやかげじゅく)
文化財区分:重要伝統的建造物群保存地区(宿場町)
所在地:岡山県小田郡矢掛町
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
津山市城西 (岡山) 【重伝建】
岡山県津山市の古い建物の多く残る地区.昨年12月選定の重伝建です.種別は寺町・商家町.津山市では「津山市城東」が重伝建に選定されていたので,これで2件目です.

【津山市城西 #1】(HDR合成,撮影:2020年9月6日)
名称のとおりお城(参照:津山城跡,史跡)の西側の地区です.旧街道の出雲往来周辺の地区が重伝建で,東側が商家町,西側が寺町となっています.商家町は短冊型の地割で,江戸時代のものをよく残しています.平入の町家が多く,だいたいが二階建てで一部はつし二階で,多くは近代以降のようです.城下町で街道沿いの町人地だけど,江戸時代は小商人の町で,あまり発展していなかったところでした.近代の鉄道開通で今の津山口駅にあたる津山駅が開業したことで繁栄し,今の津山駅の開業で発展の停滞が起こるということで,それぞれの時代を反映していて商家町といっても多彩な表情です.

【津山市城西 #2】(HDR合成,撮影:2020年9月6日)
西側は寺院の集まる地区で,ここも江戸時代の地割をよく残しています.県指定文化財の建物もあります.
重要文化財の「本源寺」がある本源寺境内は寺町ではなく商家町の北に位置していて,これも選定範囲に含まれています.
名称:津山市城西(つやましじょうさい)
文化財区分:重要伝統的建造物群保存地区(寺町・商家町)
所在地:岡山県津山市

【津山市城西 #1】(HDR合成,撮影:2020年9月6日)
名称のとおりお城(参照:津山城跡,史跡)の西側の地区です.旧街道の出雲往来周辺の地区が重伝建で,東側が商家町,西側が寺町となっています.商家町は短冊型の地割で,江戸時代のものをよく残しています.平入の町家が多く,だいたいが二階建てで一部はつし二階で,多くは近代以降のようです.城下町で街道沿いの町人地だけど,江戸時代は小商人の町で,あまり発展していなかったところでした.近代の鉄道開通で今の津山口駅にあたる津山駅が開業したことで繁栄し,今の津山駅の開業で発展の停滞が起こるということで,それぞれの時代を反映していて商家町といっても多彩な表情です.

【津山市城西 #2】(HDR合成,撮影:2020年9月6日)
西側は寺院の集まる地区で,ここも江戸時代の地割をよく残しています.県指定文化財の建物もあります.
重要文化財の「本源寺」がある本源寺境内は寺町ではなく商家町の北に位置していて,これも選定範囲に含まれています.
名称:津山市城西(つやましじょうさい)
文化財区分:重要伝統的建造物群保存地区(寺町・商家町)
所在地:岡山県津山市
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行