既掲載記事の写真の更新

前に書いた記事の写真の更新です.

- 6月18日更新:「萩城跡」(史跡,山口県萩市)

萩城跡
【萩城跡】(HDR合成,撮影:2017年4月17日)
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あらぎ島を見に行った 【日記】



あらぎ島は重要文化的景観になる前に2度ほど行っていたのだけど,
ちゃんと文化財になったということで改めて行ってみました.

再訪だったらいい写真撮らないとということで,
いい条件になるのを待ってました.
望んでいたのは田植えの直後で,晴れ.
日曜日の予報が晴れだったので行ってきました.
土曜日の仕事中に旅程を思いついて実行.
準備がいまいちで寝袋なしで車中泊したらとても寒かった.

がんばったわりに写真のできはいまいちかなぁ.

車を借りたのが日根野だったこともあり,
同じく重要文化的景観の日根荘大木へ.
一度行ったことはあったけど,
そのときは車がおけなかったので何もしませんでした.
今回は駅近くに車を停めてバスで行きました.

火走神社の重文の社殿は修理中.
入口の門というか割拝殿みたいな建物の中に建物の部材が置かれていたけど,
修理中の社殿の一部かな?

史跡等の新指定,重要文化的景観の新選定など

今日(2018年6月15日)の文化審議会で史跡9件,名勝4件の新指定,重要文化的景観2件の新選定などが決まりました.近いうちに官報告示を経て正式に指定・選定されます.
 
【史跡】
- 長者山官衙遺跡及び常陸国海道跡(茨城県日立市)
- 簗瀬二子塚古墳(群馬県安中市)
- 新津油田金津鉱場跡(新潟県新潟市)
- 宇治古墳群(京都府宇治市)
- 板東俘虜収容所跡(徳島県鳴門市)
- 朝倉須恵器窯跡(福岡県朝倉郡筑前町)
- 筑豊炭田遺跡群(福岡県田川市・飯塚市・直方市)
- 下藤キリシタン墓地(大分県臼杵市)
- 弁之御嶽(沖縄県那覇市)

【名勝】
- 白山公園(新潟県新潟市)
- 宇治山(京都府宇治市)
- 中山仙境(大分県豊後高田市)
- 文殊耶馬(大分県国東市)

【重要文化的景観】
- 伊庭内湖の農村景観(滋賀県東近江市)
- 北大東島の燐鉱山由来の文化的景観(沖縄県島尻郡北大東村)

今回の重要文化的景観の選定は2件.とうとう沖縄県に重要文化的景観が選定されます.ちょっと前の「北大東島燐鉱山遺跡」の史跡指定に次いで,この周辺が重要文化的景観になります.燐鉱山由来というと鉱山との関係性が強そうだけど,燐鉱採掘からサトウキビ農業や近海漁業に変遷したという産業変遷に特徴があるようで,なかなか独特でおもしろそうです.行ってみたいけど,飛行機は1日1便でなかなか行きにくいところです.

もう1件は重要文化的景観の選定には積極的な滋賀県からで,東近江市の農村景観.今年中に行ってみようかな.滋賀県はまだまだ未訪の文化財が多いです.これで滋賀県の重要文化的景観は7件になります.沖縄県ももっといろんなところを重要文化的景観にすべきではないかと思う.

板東俘虜収容所跡」は近くまで行っただけでした.第一次大戦のドイツ兵捕虜を収容する施設の遺跡で,遺跡としては比較的新しいもの.ドイツ兵が造った石橋を見たかったのでした.橋はドイツ橋と呼ばれ,近くの大麻比古神社にあります.今回の指定範囲にドイツ橋は含まれず今後追加指定を目指すとのことです.

あとチバニアンで話題になった千葉県市原市の地層は「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の名称で天然記念物になります.

詳しくは文化庁の報道発表資料を.
- 史跡等の指定等(pdfファイル)(報道発表,文化庁)
- 重要文化的景観の選定(pdfファイル)(報道発表,文化庁)

板東俘虜収容所跡(ドイツ橋)
【板東俘虜収容所跡(ドイツ橋)】(撮影:2016年9月26日)
※今回答申の史跡指定範囲には含まれません.

真名井神社本殿 (島根)

出雲国府跡」(史跡,島根県松江市)は政庁跡など古代出雲の政治の中枢だった場所に,条里制の遺構の残る田園地帯を含めて広大な遺跡になっています.その田園地帯の北側の山麓にある神社が真名井神社.「真名井社」の社名は出雲国風土記にもあって,かなり古い神社です.さすがに古代の社殿なんかは残っていないけど,現在の本殿は近世のもので,そこそこ古く県指定の文化財になっています.

真名井神社本殿
【真名井神社本殿】(HDR合成,撮影:2017年9月3日)

出雲らしい大社造の社殿です.寛文2 (1662)年のものということで,全国的に大社造が希少であることも考えると国指定の重文になってもいいような気がします.大社造といっても正規の造りではなく,内殿は正面を向いている構造になっています(この点で文化財としての価値は下がるのかも).

県指定文化財で大社造というと天文23 (1554)年の「須佐神社本殿」(出雲市)というのがあって見てみたかったけど,時間の都合もあり行けませんでした.でも,県のウェブサイトだと文久元 (1861)年になっていて,天文の建立というのは疑ったほうがいいのかもしれない.写真を見る限り部材は新しいそう…….中世の古材を一部に残しつつも,江戸末期に大規模な改修をしたということかな.

テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

tag : 島根 神社

八重垣神社の狛犬 (島根)

八重垣神社という神社も出雲の古い神社で,須佐之男命が「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を」(古事記の原文は「夜久毛多都 伊豆毛夜幣賀岐 都麻碁微爾 夜幣賀岐都久流 曾能夜幣賀岐袁」)と詠んだことでも有名.出雲風土記には「佐久神社」,延喜式に「佐久佐神社」とあって,八重垣神社と改称したのは明治になってからです.本殿は全国的には珍しいけど出雲によく見られる大社造で江戸中期のもので,文化財としての価値はあまり高いものではありません.貴重なのは重要文化財の「板絵著色神像」で,平安時代の本殿内に描かれた壁画(宝物収蔵庫にて保存・公開).寛平5 (893)年のものと伝わっているそうです(文化庁のデータベースでは室町時代の作となっているのはどういうことだろうか).

そして,文化財無指定ながら興味深い石造美術もあるので,あわせて見ておきたい.鳥居と随神門を通ったところの参道の両脇にこの狛犬があります.

八重垣神社の狛犬
【八重垣神社の狛犬】(HDR合成,撮影:2017年9月3日)

出雲の狛犬には「出雲構え型」という形式があるのだけど,それとは別の独特な造形です.製作年代は不明.著名な『日本石造美術辞典』(川勝政太郎著)になんて書いてあるかなっと思って調べてみると,まさかの無記載でした.ということで,もうなんだかよくわかりません.適当にネットの海を漂ってみると,東大寺南大門の石獅子と似た体勢だから同時代ではないかという話を見つけたけど,宋の石工が作った特異なものと比べるのは無理があるのではないかと思う.もろい石でできているので,あまり古いと残らないのではないかと思うのだけど.

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tag : 島根 石造美術

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タカシ☆TZR(ヤブキ タカシ)

Author:タカシ☆TZR(ヤブキ タカシ)
兵庫県出身,大学からは宮城.その後,横浜での勤務を経て現在は東京勤務で千葉県在住.愛機はYAMAHAのTZR250R.

国内の文化財の写真を適当に載せていきます.今のところ隔日ぐらいの更新にしてます.日本の美にこだわって近世以前のものを中心に.こんなタイトルのブログだけど,バイクで行ったところでないところの話もでてきます.

「たびねす」というサイトでナビゲーターやってます → 最新記事(2017年5月26日更新)

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