鷲原八幡宮 (島根) 【重文】

津和野にある神社.鷲原八幡宮とよばれているけど,重文の指定名称は単に「八幡宮」.

鷲原八幡宮
【八幡宮 - 楼門】(HDR)

重文指定は本殿,拝殿,楼門の3棟.写真は楼門で,一間一戸の楼門で,左右に翼廊が付く構造.本殿と楼門は永禄11 (1568)年の建築.拝殿は少し新しく,正徳元 (1711)年.社殿構成が珍しく,拝殿と楼門の間に池があって,橋がかけられています.



名称:八幡宮(はちまんぐう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/神社)
所在地:島根県鹿足郡津和野町鷲原


スポンサーサイト

テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

tag : 島根 重文 神社

津和野町津和野 (島根) 【重伝建】

津和野城の城下町です.11.1 haが重要伝統的建造物群保存地区.

津和野町津和野1
【津和野町津和野 #1】(HDR)

保存地区の範囲は11.1 haで,武家町と商家町からなっています.「篠山市篠山」や「豊岡市出石」と同じように城下町の種別での重伝建選定になるかと思いきや,武家町と商家町の2つの種別での重伝建選定でした.このへん何が違うのかよくわかりません.写真は旧山陰道に直交する横道で商家町の部分だけど,右側すぐのところは武家町です.武家地と町人地は旧山陰道が真ん中を貫いていて現在は見通しがいいけど,かつては惣門で区切られたということで,だいぶ印象が違っていたと思います.ちなみに旧山陰道の町人地部分は本町通,武家地部分は殿町通と称されています.



津和野町津和野2
【津和野町津和野 #2】(HDR)

こちらは武家屋敷の門で,家老だった大岡家の門.奥にあるのは津和野町役場津和野庁舎として現役の庁舎で,もとは鹿足郡役所として建てられた大型の近代建築です.武家地は明治になって庁舎や公共施設の用地等となって,通りの景観のよさのわりにあまり武家町としての遺構は多くないです.この写真左隣りにある多胡家が武家屋敷として唯一の遺構.



名称:津和野町津和野(つわのちょうつわの)
文化財区分:重要伝統的建造物群保存地区(武家町,商家町)
所在地:島根県鹿足郡津和野町


テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

tag : 島根 重伝建

大田市温泉津 (島根) 【重伝建】

温泉町ですが,石見銀山の外港と発展した港町でもあります.港町と温泉町の2つの種別で重要伝統的建造物群保存地区で,温泉町としての重伝建は現在は唯一です.「石見銀山遺跡とその文化的景観」(英名:Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape)の構成資産として世界遺産に登録.

大田市温泉津1
【大田市温泉津 #1】(HDR)

龍御前神社の高台から撮影.中世から続く港町で石見銀山の外港として発展した町で,銀搬出の拠点として栄えました.山陰らしく石州瓦の赤い屋根が目立ちます.



大田市温泉津2
【大田市温泉津 #2】(HDR)

世界遺産とはいえどあまり洗練された町並みではないと思っています.少なくとも電柱と電線はなんとかしてほしい.あと,全国的に画一的なアスファルトの道路もいかがなものかと.写真の内藤家庄屋屋敷が一番いい町並みになっていると思います.内藤家は毛利元就の命で奉行に任命された古い家柄.現在の建物は延享4 (1749)年 の温泉津大火に建てられたもので,温泉津では最古級の住宅建築です.



名称:大田市温泉津(おおだしゆのつ)
文化財区分:重要伝統的建造物群保存地区(港町,温泉町)
所在地:島根県大田市


テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

tag : 島根 重伝建 世界遺産

出雲大社旧本殿の宇豆柱(島根)

島根県立古代出雲歴史博物館蔵にて撮影.入るとすぐにこれがあるのです.

出雲大社境内遺跡旧本殿跡出土品・宇豆柱
【出雲大社境内遺跡旧本殿跡出土宇豆柱(島根県立古代出雲歴史博物館蔵)】(HDR)

出土したときはだいぶ話題になってました.木を三本まとめた柱の跡です.天禄元 (970)年の文献「口遊(くちづさみ)」に「雲太和二京三」(出雲大社が一番大きくて,次いで大和の東大寺大仏殿,京の平安宮大極殿)と書かれていたりして,かつての出雲大社はかなりでかかったようなのですが,そんなもん構造的に無理だとかなんとかいわれていたところ,こんなものが出土したのです.他の出土品もあわせて「出雲大社境内遺跡旧本殿跡出土品」として重要文化財指定をうけています.

テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

tag : 島根 重文

隠岐の文化的景観(島根)

今日と明日は番外編.まだ法的な文化財になってません.

隠岐は文化的景観が気になっていたのです.

隠岐の文化的景観つめあわせ
【隠岐の文化的景観つめあわせ】(HDR)

- 1. 久見の防風垣根
- 2. 釜屋の船小屋群
- 3. 赤ハゲの名垣

隠岐の島後は丸い島で,西側には防風のための垣根がある集落があります.なかでも久見(くみ)の集落は石垣,生垣,ササ壁,タケ壁と多種多様です.海岸沿いがコンクリートの壁になってたのは残念.表面だけでも石垣のようにしていれば見栄えもいいのに.船小屋は島のいろんなところにあったのだろうけど,大規模に残るのは釜屋地区です.文化的景観といえるもので一番行ってみたかったのは知夫里島で,赤ハゲ山の放牧地に残る石垣.かつては耕作と放牧を交互に行う牧畑が行われており,その境界とした石垣で「名垣」とよばれます.牧畑の記録は古いものでは文治4 (1188)年のものもあるとか.この名垣は文政年間のものとされています.天気がいいと海を背景にした雄大な景観になってるはずなんですけど,まぁいいか.

そんな感じで隠岐の景観を楽しんできましたが,普通の田園風景もいいものでした.ちょうど稲刈りの時期でしたが,どこの田んぼでも普通にはさがけがされており,健全な稲作が営まれている印象.島後東側の卯敷(うずき)地区では稲のはさがけと船小屋を両方見ることができました.

隠岐・卯敷地区
【隠岐・卯敷地区】(HDR)

隠岐の文化的景観は,『日本の文化的景観―農林水産業に関連する文化的景観の保護に関する調査研究報告書』(文化庁文化財部記念物課監修,同成社,2005,amazon)にも重要地区としてとりあげられており,それなりの価値は認められているはずなのですが,保存にむけての動きは感じられませんでした.隠岐は一つの自治体になっていないので,まとめて1件の重要文化的景観とするのは難しいのかもしれませんが,赤ハゲ山は単体でも重要文化的景観の価値はあるように感じました.

テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

tag : 島根

ご案内
プロフィール

タカシ☆TZR(ヤブキ タカシ)

Author:タカシ☆TZR(ヤブキ タカシ)
兵庫県出身,大学からは宮城.その後,横浜での勤務を経て現在は東京勤務で千葉県在住.愛機はYAMAHAのTZR250R.

国内の文化財の写真を適当に載せていきます.今のところ隔日ぐらいの更新にしてます.日本の美にこだわって近世以前のものを中心に.こんなタイトルのブログだけど,バイクで行ったところでないところの話もでてきます.

「たびねす」というサイトでナビゲーターやってます → 最新記事(2017年5月26日更新)

←ブログランキング参加してます.気に入った写真や役に立った情報などあればクリックお願いします.

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ にほんブログ村 写真ブログ HDR写真へ にほんブログ村 写真ブログ 庭園・史跡・神社仏閣写真へ

twitter
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
タグcloud
都道府県別タグ一覧
北海道・東北北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川
中部新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知
近畿三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山
中国・四国鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知
九州・沖縄福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
2県以上県外移築
文化財区分別タグ一覧
最新コメント
最新トラックバック
Feed Me!
旅するTZRの文化財撮影記のRSSフィード
RSSリンクの表示
リンク