正蓮寺の大日如来像(奈良)
重要文化財の「正蓮寺大日堂」(奈良県橿原市)ですが,この中に重要文化財の仏像があります.文化財指定名称は「木造大日如来坐像」.自由に撮ってよくてSNSへの掲載も可ということでした.

【正蓮寺大日如来坐像】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
鎌倉前期の作です.

【正蓮寺大日如来坐像】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
鎌倉前期の作です.
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橿原市今井町の県指定文化財(奈良)
重伝建の橿原市今井町(参照:橿原市今井町 #1,橿原市今井町 #2,橿原市今井町 #3)は重伝建の選定範囲に8件もの民家の重文があって(それと1件の重文寺院建築),この数は全国の重伝建の中でも最多.そんな今井町なので,県指定文化財もあります.

【旧上田家住宅(丸田家住宅)】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
現地の看板には「吉村家住宅」と書いてあるのだけど,文化財指定名称は「旧上田家住宅(丸田家住宅)」です.どうも所有者に変遷があるようです.5棟が文化財で,そのうち主屋は文化2 (1805)年.

【山尾家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
文化財指定は5棟で,主屋は18世紀後半頃で,座敷は文政3 (1820)年.

【旧高市郡教育博物館】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
あと,これは重伝建の外にある建物.明治36年に高市郡教育博物館として建てられて,今井町役場として使われた時期もありました.今は今井まちなみ交流センター「華甍」.

【旧上田家住宅(丸田家住宅)】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
現地の看板には「吉村家住宅」と書いてあるのだけど,文化財指定名称は「旧上田家住宅(丸田家住宅)」です.どうも所有者に変遷があるようです.5棟が文化財で,そのうち主屋は文化2 (1805)年.

【山尾家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
文化財指定は5棟で,主屋は18世紀後半頃で,座敷は文政3 (1820)年.

【旧高市郡教育博物館】(HDR合成,撮影:2022年10月4日)
あと,これは重伝建の外にある建物.明治36年に高市郡教育博物館として建てられて,今井町役場として使われた時期もありました.今は今井まちなみ交流センター「華甍」.
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奈良市月ヶ瀬の茶畑景観(奈良)
「菊家家住宅」(重文,奈良県奈良市)を見て,「長谷寺」(国宝・重文,奈良県桜井市)に向かう途中で,見事な茶畑の景観に出会いました.

【奈良市月ヶ瀬の茶畑景観】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
奈良市というと古社寺の集まる平野部をイメージするけど,それと同じくらいの面積の山地が東側に広がっています.そんな山地の一地区である月ヶ瀬は大和茶の産地.約300年前に茶の栽培が始まったそうです.

【奈良市月ヶ瀬の茶畑景観】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
奈良市というと古社寺の集まる平野部をイメージするけど,それと同じくらいの面積の山地が東側に広がっています.そんな山地の一地区である月ヶ瀬は大和茶の産地.約300年前に茶の栽培が始まったそうです.
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ならまちの指定文化財(奈良)
前に「ならまちの登録文化財」について書いたけど,よくよく調べてみると市指定と県指定もあったので,改めて行ってみました.

【細川家住宅と森家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
写真に並んでいる町家のうち,奥が奈良県指定文化財の細川家住宅で,手前が奈良市指定文化財の森家住宅です.細川家住宅は文化・文政年間の祈祷札があるということで,19世紀初期の建物.和ろうそくの製造をしていた家です.森家住宅はもとは細川家の隠居所だったところで,明治20年代頃の築.

【細川家住宅と森家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
写真に並んでいる町家のうち,奥が奈良県指定文化財の細川家住宅で,手前が奈良市指定文化財の森家住宅です.細川家住宅は文化・文政年間の祈祷札があるということで,19世紀初期の建物.和ろうそくの製造をしていた家です.森家住宅はもとは細川家の隠居所だったところで,明治20年代頃の築.
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tag : 奈良
輿山往生院宝篋印塔(奈良)
奈良県生駒市の往生院は行基の遺体が火葬されたところと伝わる古寺で,輿山往生院とも呼ばれます.周辺の輿山墓地は中世以降生駒谷六郷の惣墓となって,古い石造物が多いです.本堂の近くに重文の宝篋印塔があります.

【輿山往生院宝篋印塔】(HDR合成,撮影:2022年10月2日)
重文指定名称は寺号も院号もつけずに「宝篋印塔」となっています.笠の隅飾りが軒と連続にのべ作りにされた馬耳型なのは古い形式です.正元元 (1259)年の紀年銘があって,在銘の宝篋印塔としては最古級です.小型の宝篋印塔では宝治2 (1248)年のもあるのですが,通常の大きさのものとしては最古です.

【輿山往生院宝篋印塔】(HDR合成,撮影:2022年10月2日)
重文指定名称は寺号も院号もつけずに「宝篋印塔」となっています.笠の隅飾りが軒と連続にのべ作りにされた馬耳型なのは古い形式です.正元元 (1259)年の紀年銘があって,在銘の宝篋印塔としては最古級です.小型の宝篋印塔では宝治2 (1248)年のもあるのですが,通常の大きさのものとしては最古です.
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