美保関灯台(島根) 【重文】
島根県松江市の地蔵崎にある灯台.2022年2月の重文指定です.

【美保関灯台】(HDR合成,撮影:2022年11月13日)
重文指定は灯台と併せて,旧吏員退息所と旧第一物置.附で重文の便所や囲障などを含む一連の建造物群は明治31 (1898)年に建てられたもので,灯台は山陰地方では最古の石造灯台です.明治初期の灯台はイギリスの技術で建てられていたけど,この時代になると日本人技師が設計できるようになっていました.
名称:美保関灯台(みほのせきとうだい)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:島根県松江市美保関

【美保関灯台】(HDR合成,撮影:2022年11月13日)
重文指定は灯台と併せて,旧吏員退息所と旧第一物置.附で重文の便所や囲障などを含む一連の建造物群は明治31 (1898)年に建てられたもので,灯台は山陰地方では最古の石造灯台です.明治初期の灯台はイギリスの技術で建てられていたけど,この時代になると日本人技師が設計できるようになっていました.
名称:美保関灯台(みほのせきとうだい)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:島根県松江市美保関
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
天城山隧道(静岡) 【重文】
伊豆にあるトンネル.近代土木の重要文化財です.

【天城山隧道】(HDR合成,撮影:2022年12月29日)
通称旧天城トンネル.明治37 (1904)年竣工の石造のトンネルです.長さが445.5 mもあり,この中の総切石積みの覆工などよく残っています.写真は南側の入口.両端は石造坑門が設けられています.
名称:天城山隧道(あまぎさんずいどう)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:静岡県賀茂郡河津町梨本・伊豆市湯ヶ島字桐山

【天城山隧道】(HDR合成,撮影:2022年12月29日)
通称旧天城トンネル.明治37 (1904)年竣工の石造のトンネルです.長さが445.5 mもあり,この中の総切石積みの覆工などよく残っています.写真は南側の入口.両端は石造坑門が設けられています.
名称:天城山隧道(あまぎさんずいどう)
文化財区分:重要文化財(近代/産業・交通・土木)
所在地:静岡県賀茂郡河津町梨本・伊豆市湯ヶ島字桐山
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旧柏倉家住宅(山形) 【重文】
山形県中山町にある近代和風住宅です.2019年9月の重文指定.

【旧柏倉家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月16日)
江戸時代は紅花生産をやっていて,近代には金融業も手掛けた家です.重文指定は主屋,内蔵,仏間,前蔵,北蔵,大工小屋,長屋門,裏門.写真は右に主屋,奥に仏間.主屋は明治31 (1898)年の築で,一部に前身となる天明3 (1783)年の建物の部材を残しています.近代の住居としての重文指定だけど,仏間,大工小屋,長屋門,裏門は江戸時代のものです.一般的に仏間というと建物内の仏壇を置いたりする部屋のことをいうけど,ここでは独立した建物になっています.明和7 (1770)年頃の土蔵造の建物で,前側をゲジン,奥側をナイジンとして仏壇をおいて平面は寺院建築風です.土地も含めての重文指定で,石組で囲った洗い場,煉瓦積の穴蔵なども珍しいです.
名称:旧柏倉家住宅(きゅうかしわくらけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近代/住居)
所在地:山形県東村山郡中山町大字岡字南

【旧柏倉家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月16日)
江戸時代は紅花生産をやっていて,近代には金融業も手掛けた家です.重文指定は主屋,内蔵,仏間,前蔵,北蔵,大工小屋,長屋門,裏門.写真は右に主屋,奥に仏間.主屋は明治31 (1898)年の築で,一部に前身となる天明3 (1783)年の建物の部材を残しています.近代の住居としての重文指定だけど,仏間,大工小屋,長屋門,裏門は江戸時代のものです.一般的に仏間というと建物内の仏壇を置いたりする部屋のことをいうけど,ここでは独立した建物になっています.明和7 (1770)年頃の土蔵造の建物で,前側をゲジン,奥側をナイジンとして仏壇をおいて平面は寺院建築風です.土地も含めての重文指定で,石組で囲った洗い場,煉瓦積の穴蔵なども珍しいです.
名称:旧柏倉家住宅(きゅうかしわくらけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近代/住居)
所在地:山形県東村山郡中山町大字岡字南
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旧帝国奈良博物館本館(奈良) 【重文】
奈良博の建物です.

【旧帝国奈良博物館本館】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
奈良国立博物館の前身の帝国奈良博物館の本館.今は奈良国立博物館のなら仏像館.明治27 (1894)年の竣工.片山東熊の設計で,ルネサンス様式です.明治中期の博物館建築として代表的なものです.
建物が「旧奈良県物産陳列所」として重文になっている仏教美術資料研究センターも奈良国立博物館の施設です.
このあたりは春日大社の境内だったところで,この写真を撮っているところの近くに春日大社の東塔と西塔の遺構があります.
名称:旧帝国奈良博物館本館(きゅうていこくならはくぶつかんほんかん)
文化財区分:重要文化財(近代/文化施設)
所在地:奈良県奈良市登大路町

【旧帝国奈良博物館本館】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
奈良国立博物館の前身の帝国奈良博物館の本館.今は奈良国立博物館のなら仏像館.明治27 (1894)年の竣工.片山東熊の設計で,ルネサンス様式です.明治中期の博物館建築として代表的なものです.
建物が「旧奈良県物産陳列所」として重文になっている仏教美術資料研究センターも奈良国立博物館の施設です.
このあたりは春日大社の境内だったところで,この写真を撮っているところの近くに春日大社の東塔と西塔の遺構があります.
名称:旧帝国奈良博物館本館(きゅうていこくならはくぶつかんほんかん)
文化財区分:重要文化財(近代/文化施設)
所在地:奈良県奈良市登大路町
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旧奈良県物産陳列所(奈良) 【重文】
奈良の近代建築です.奈良国立博物館の南側の敷地にあります.

【旧奈良県物産陳列所】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
今は仏教美術資料研究センターの建物になっていますが,もとは明治35 (1902)年に物産陳列所として建てられたもの.奈良の物産の展示販売が行われていました. 中央楼から左右に翼部を伸ばし楼をおくのは平等院鳳凰堂にならったものです.
写真は前面は撮りにくかったので,背面にしました.この写真に見える部分でも古風な人字形割束が使われている一方,イスラム風の窓があったりして,様々な様式が取り入れられています.
名称:旧奈良県物産陳列所(きゅうならけんぶっさんちんれつじょ)
文化財区分:重要文化財(近代/文化施設)
所在地:奈良県奈良市春日野町

【旧奈良県物産陳列所】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
今は仏教美術資料研究センターの建物になっていますが,もとは明治35 (1902)年に物産陳列所として建てられたもの.奈良の物産の展示販売が行われていました. 中央楼から左右に翼部を伸ばし楼をおくのは平等院鳳凰堂にならったものです.
写真は前面は撮りにくかったので,背面にしました.この写真に見える部分でも古風な人字形割束が使われている一方,イスラム風の窓があったりして,様々な様式が取り入れられています.
名称:旧奈良県物産陳列所(きゅうならけんぶっさんちんれつじょ)
文化財区分:重要文化財(近代/文化施設)
所在地:奈良県奈良市春日野町
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