乙女不動原瓦窯跡(栃木) 【史跡】
栃木県小山市にある遺跡.古代の窯跡です.

【乙女不動原瓦窯跡】(HDR合成,撮影:2023年1月22日)
調査では4基の窯跡が見つかっていますが,その他にも工房跡,粘土採掘坑,粘土溜など瓦生産に関する遺構も見つかっています.写真は瓦窯の復元で,2基が対で操業していたようです.平窯構造で,台地の縁辺部に並んでいます.谷から吹き上げる風を利用していたらしい.有牀(ゆうしょう)式平窯が使われた早い事例で,下野薬師寺(参照:下野薬師寺跡,史跡,栃木県下野市)の再建や下野国分寺(参照:下野国分寺跡,史跡,栃木県下野市)の造営など国家的事業とも関わりがあります.
名称:乙女不動原瓦窯跡(おとめふどうはらかわらがまあと)
文化財区分:史跡
所在地:栃木県小山市乙女

【乙女不動原瓦窯跡】(HDR合成,撮影:2023年1月22日)
調査では4基の窯跡が見つかっていますが,その他にも工房跡,粘土採掘坑,粘土溜など瓦生産に関する遺構も見つかっています.写真は瓦窯の復元で,2基が対で操業していたようです.平窯構造で,台地の縁辺部に並んでいます.谷から吹き上げる風を利用していたらしい.有牀(ゆうしょう)式平窯が使われた早い事例で,下野薬師寺(参照:下野薬師寺跡,史跡,栃木県下野市)の再建や下野国分寺(参照:下野国分寺跡,史跡,栃木県下野市)の造営など国家的事業とも関わりがあります.
名称:乙女不動原瓦窯跡(おとめふどうはらかわらがまあと)
文化財区分:史跡
所在地:栃木県小山市乙女
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ジャンル : 旅行
宮沢遺跡(宮城) 【史跡】
宮城県大崎市にある遺跡.奈良時代から平安時代にかけての遺跡です.

【宮沢遺跡】(HDR合成,撮影:2023年5月21日)
一見するとただの丘ですが,土塁状遺構や建物跡がある遺跡です.どうも城柵遺跡や官衙遺跡の類のようです.
名称:宮沢遺跡(みやざわいせき)
文化財区分:史跡
所在地:宮城県大崎市古川宮沢,古川川熊

【宮沢遺跡】(HDR合成,撮影:2023年5月21日)
一見するとただの丘ですが,土塁状遺構や建物跡がある遺跡です.どうも城柵遺跡や官衙遺跡の類のようです.
名称:宮沢遺跡(みやざわいせき)
文化財区分:史跡
所在地:宮城県大崎市古川宮沢,古川川熊
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下野国分寺跡(栃木) 【史跡】
栃木県下野市にある遺跡.古代下野国の国分寺の遺構です.

【下野国分寺跡】(HDR合成,撮影:2023年1月22日)
8世紀中頃の創建で,伽藍が整ったのは8世紀後半.10世紀以降は衰退して,中世に金堂跡に小さなお堂が建てられ,薬師堂とよばれていたそうです.
写真は塔跡から金堂跡を見たところ.塔は七重塔で,火災で南側に倒れたようです.塔跡は礎石は残っているけど,現在見えるのは柱座をイメージした位置表示です.南大門,中門,金堂,講堂が南北に並び,中門と金堂が回廊に接続しています.塔はその外側にある伽藍配置.
すぐ東側に「下野国分尼寺跡」があり,別に史跡指定を受けています.
名称:下野国分寺跡(しもつけこくぶんじあと)
文化財区分:史跡
所在地:栃木県下野市

【下野国分寺跡】(HDR合成,撮影:2023年1月22日)
8世紀中頃の創建で,伽藍が整ったのは8世紀後半.10世紀以降は衰退して,中世に金堂跡に小さなお堂が建てられ,薬師堂とよばれていたそうです.
写真は塔跡から金堂跡を見たところ.塔は七重塔で,火災で南側に倒れたようです.塔跡は礎石は残っているけど,現在見えるのは柱座をイメージした位置表示です.南大門,中門,金堂,講堂が南北に並び,中門と金堂が回廊に接続しています.塔はその外側にある伽藍配置.
すぐ東側に「下野国分尼寺跡」があり,別に史跡指定を受けています.
名称:下野国分寺跡(しもつけこくぶんじあと)
文化財区分:史跡
所在地:栃木県下野市
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幡羅官衙遺跡群(埼玉) 【史跡】
古代幡羅郡の役所と関連する祭祀場の遺跡です.

【幡羅官衙遺跡群 - 西別府祭祀遺跡】(HDR合成,撮影:2023年2月25日)
古代幡羅郡の役所等の遺跡.郡家正倉などの建物跡や道路などが見つかっています.写真はただの水場のようだけど,水辺の祭祀が行われていた祭祀遺跡.滑石製模造品が多く出土していて,これらは埼玉県指定の文化財となっています.石製模造品は7世紀後半のもので,新しいものは人名や呪術的な特殊記号や願文が記された墨書土器があり,7世紀後半から11世紀にかけて祭祀のあり方が変容していたようです.
幡羅官衙遺跡群では寺院跡(西別府廃寺)も見つかっていますが,史跡指定の対象外です.
名称:幡羅官衙遺跡群 幡羅官衙遺跡 西別府祭祀遺跡(はらかんがいせきぐん はらかんがいせき にしべふさいしいせき)
文化財区分:史跡
所在地:埼玉県深谷市・熊谷市

【幡羅官衙遺跡群 - 西別府祭祀遺跡】(HDR合成,撮影:2023年2月25日)
古代幡羅郡の役所等の遺跡.郡家正倉などの建物跡や道路などが見つかっています.写真はただの水場のようだけど,水辺の祭祀が行われていた祭祀遺跡.滑石製模造品が多く出土していて,これらは埼玉県指定の文化財となっています.石製模造品は7世紀後半のもので,新しいものは人名や呪術的な特殊記号や願文が記された墨書土器があり,7世紀後半から11世紀にかけて祭祀のあり方が変容していたようです.
幡羅官衙遺跡群では寺院跡(西別府廃寺)も見つかっていますが,史跡指定の対象外です.
名称:幡羅官衙遺跡群 幡羅官衙遺跡 西別府祭祀遺跡(はらかんがいせきぐん はらかんがいせき にしべふさいしいせき)
文化財区分:史跡
所在地:埼玉県深谷市・熊谷市
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下野国分尼寺跡(栃木) 【史跡】
下野国の国分尼寺の遺構です.

【下野国分尼寺跡】(HDR合成,撮影:2023年1月22日)
講堂の基壇から南側の金堂の基壇を見たところ.金堂の南には中門があり,金堂と回廊でつながっています.礎石はだいたい抜かれてしまっていて,位置が表示されています.
すぐ近くに「下野国分寺跡」(史跡)もあります.
名称:下野国分尼寺跡(しもつけこくぶんにじあと)
文化財区分:史跡
所在地:栃木県下野市

【下野国分尼寺跡】(HDR合成,撮影:2023年1月22日)
講堂の基壇から南側の金堂の基壇を見たところ.金堂の南には中門があり,金堂と回廊でつながっています.礎石はだいたい抜かれてしまっていて,位置が表示されています.
すぐ近くに「下野国分寺跡」(史跡)もあります.
名称:下野国分尼寺跡(しもつけこくぶんにじあと)
文化財区分:史跡
所在地:栃木県下野市
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
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