馬場家住宅(長野) 【重文】
長野県松本市にある古民家です.

【馬場家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月25日)
写真の主屋の他,表門及び左右長屋,中門,文庫蔵,隠居屋,奥蔵,土地と附で茶室,旧部材等が重文です.主屋は嘉永4 (1851)年築の本棟造.附で重文の旧小屋部材の墨書から築年代が明らかです.北面・東面の土塁なども含めて屋敷構えがよく残されています.
名称:馬場家住宅(ばばけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県松本市大字内田字エリ穴

【馬場家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月25日)
写真の主屋の他,表門及び左右長屋,中門,文庫蔵,隠居屋,奥蔵,土地と附で茶室,旧部材等が重文です.主屋は嘉永4 (1851)年築の本棟造.附で重文の旧小屋部材の墨書から築年代が明らかです.北面・東面の土塁なども含めて屋敷構えがよく残されています.
名称:馬場家住宅(ばばけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県松本市大字内田字エリ穴
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
塩尻市奈良井 #2(長野) 【重伝建・重文】
「塩尻市奈良井 #1」(重伝建・重文,長野県塩尻市)の続き.重文が増えました.

【旧中村家住宅】(HDR合成,撮影:2022年6月24日)
2020年に新たに重文になりました.重文指定は主屋と土蔵の2棟.天保8 (1837)年の大火のあとの再建.天保14 (1843)年の宿絵図に描けれているということで,大火の直後に建てられたようです.主屋は二階床大引を前面に突き出し,二階部分を前に出した出梁造.庇には横板を抑える桟木が並んでいて,この桟木は奈良井で独特なもので猿頭とよばれます.南側を通り土間として,その北側にミセノマ,カッテ,ナカノマ,ザシキが一列に並びます.この間取は木曽では一般的な規模の町家の典型です.
櫛卸問屋をしていた家で,表の二階には漆塗作業の痕跡があり,問屋でありながら製造も行っていたようです.
「塩尻市奈良井」(重伝建)の写真はこちらにも → 「再訪 - 塩尻市奈良井」
名称:旧中村家住宅(きゅうなかむらけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市大字奈良井

【旧中村家住宅】(HDR合成,撮影:2022年6月24日)
2020年に新たに重文になりました.重文指定は主屋と土蔵の2棟.天保8 (1837)年の大火のあとの再建.天保14 (1843)年の宿絵図に描けれているということで,大火の直後に建てられたようです.主屋は二階床大引を前面に突き出し,二階部分を前に出した出梁造.庇には横板を抑える桟木が並んでいて,この桟木は奈良井で独特なもので猿頭とよばれます.南側を通り土間として,その北側にミセノマ,カッテ,ナカノマ,ザシキが一列に並びます.この間取は木曽では一般的な規模の町家の典型です.
櫛卸問屋をしていた家で,表の二階には漆塗作業の痕跡があり,問屋でありながら製造も行っていたようです.
「塩尻市奈良井」(重伝建)の写真はこちらにも → 「再訪 - 塩尻市奈良井」
名称:旧中村家住宅(きゅうなかむらけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市大字奈良井
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
深澤家住宅(長野) 【重文】
中山道木曽路の贄川宿にある民家です.

【深澤家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月24日)
重文指定は主屋,北蔵,南蔵の3棟.贄川では嘉永4 (1851)年に大火があり,主屋はその後の再建で嘉永7 (1854)年の竣工.二段の出梁で二階部分を支え,さらに二階部分の上も出桁で深い軒にしてあるのが特徴的です.
贄川宿は木曽路の北側の最初の宿場.木曽路の関所といえば福島関だけど,贄川にも関がおかれ福島関の補助的な関所となっていました.
名称:深澤家住宅(ふかさわけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市贄川

【深澤家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月24日)
重文指定は主屋,北蔵,南蔵の3棟.贄川では嘉永4 (1851)年に大火があり,主屋はその後の再建で嘉永7 (1854)年の竣工.二段の出梁で二階部分を支え,さらに二階部分の上も出桁で深い軒にしてあるのが特徴的です.
贄川宿は木曽路の北側の最初の宿場.木曽路の関所といえば福島関だけど,贄川にも関がおかれ福島関の補助的な関所となっていました.
名称:深澤家住宅(ふかさわけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市贄川
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
小野家住宅(長野) 【重文】
中山道の宿場の塩尻宿にある古民家です.

【小野家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月24日)
国道沿いにあるのだけど,この部分の国道は旧中山道と一致するところです.中山道の宿場の塩尻宿で旅籠を営んでいた家.重文指定は主屋,文庫,隠居屋の3棟と附指定で納屋と宅地・普請文書等.主屋,文庫,隠居屋はそれぞれ天保7 (1836)年,文政9 (1826)年,弘化4 (1847)年の築.何度が改築があったようだけど,2009年からの解体修理で創建時の形状に戻されています.
名称:小野家住宅(おのけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市塩尻町

【小野家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月24日)
国道沿いにあるのだけど,この部分の国道は旧中山道と一致するところです.中山道の宿場の塩尻宿で旅籠を営んでいた家.重文指定は主屋,文庫,隠居屋の3棟と附指定で納屋と宅地・普請文書等.主屋,文庫,隠居屋はそれぞれ天保7 (1836)年,文政9 (1826)年,弘化4 (1847)年の築.何度が改築があったようだけど,2009年からの解体修理で創建時の形状に戻されています.
名称:小野家住宅(おのけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市塩尻町
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行
小松家住宅(長野) 【重文】
長野県塩尻市にある古民家です.

【小松家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月24日)
茅葺の古民家.明和2 (1765)年以降の祈祷札があるということでそれよりも古く,18世紀初頭には建てられていたようです.式台などは18世紀末頃の改変によるもので,それより前は広い土間に前後2室というシンプルな造りでした.古い形式とその後の変遷がわかる点で貴重な文化財です.
名称:小松家住宅(こまつけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市大字片丘字松葉

【小松家住宅】(HDR合成,撮影:2023年6月24日)
茅葺の古民家.明和2 (1765)年以降の祈祷札があるということでそれよりも古く,18世紀初頭には建てられていたようです.式台などは18世紀末頃の改変によるもので,それより前は広い土間に前後2室というシンプルな造りでした.古い形式とその後の変遷がわかる点で貴重な文化財です.
名称:小松家住宅(こまつけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近世以前/民家)
所在地:長野県塩尻市大字片丘字松葉
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
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