旧久留島氏庭園(大分) 【名勝】
大分県玖珠町にある森藩の陣屋跡の庭園群です.

【旧久留島氏庭園 - 御殿庭園】(HDR合成,撮影:2022年5月16日)
森藩は豊後国の日田郡・玖珠郡・速見郡を領した藩でした.城はなく陣屋を藩庁としていたのだけど,この陣屋跡に残る3つの庭園(御殿庭園,栖鳳楼庭園,清水御門前庭園)が国指定名勝です.写真は御殿庭園.末広山の斜面とその裾部を利用した庭園で,巨石を使った蓬莱式池泉庭園です.この斜面の上に栖鳳楼という茶屋があってその周りにも庭園があります.九重連山を借景にしています.もう一つは清水御門前の石段下の庭園.
陣屋の御殿などは残っていないけど,藩の守護のため建てられた神社があり.文政期建立の「末廣神社本殿(神殿)及び覆屋」は県指定の文化財.前述の栖鳳楼も末廣神社の所有で,「末廣神社栖鳳楼」として県指定の文化財で,天保3 (1832)年頃の築.この文政から天保頃の社殿造営にあわせて庭園も造られたようです.
栖鳳楼庭園と清水御門前庭園の写真はこちら → 「追加掲載 - 旧久留島氏庭園」
名称:旧久留島氏庭園(きゅうくるしましていえん)
文化財区分:名勝
所在地:大分県玖珠郡玖珠町

【旧久留島氏庭園 - 御殿庭園】(HDR合成,撮影:2022年5月16日)
森藩は豊後国の日田郡・玖珠郡・速見郡を領した藩でした.城はなく陣屋を藩庁としていたのだけど,この陣屋跡に残る3つの庭園(御殿庭園,栖鳳楼庭園,清水御門前庭園)が国指定名勝です.写真は御殿庭園.末広山の斜面とその裾部を利用した庭園で,巨石を使った蓬莱式池泉庭園です.この斜面の上に栖鳳楼という茶屋があってその周りにも庭園があります.九重連山を借景にしています.もう一つは清水御門前の石段下の庭園.
陣屋の御殿などは残っていないけど,藩の守護のため建てられた神社があり.文政期建立の「末廣神社本殿(神殿)及び覆屋」は県指定の文化財.前述の栖鳳楼も末廣神社の所有で,「末廣神社栖鳳楼」として県指定の文化財で,天保3 (1832)年頃の築.この文政から天保頃の社殿造営にあわせて庭園も造られたようです.
栖鳳楼庭園と清水御門前庭園の写真はこちら → 「追加掲載 - 旧久留島氏庭園」
名称:旧久留島氏庭園(きゅうくるしましていえん)
文化財区分:名勝
所在地:大分県玖珠郡玖珠町
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行