中宮寺跡(奈良) 【史跡】
斑鳩にある寺院の遺跡です.

【中宮寺跡】(HDR合成,撮影:2022年10月2日)
中宮寺というと法隆寺と隣接したところにあって,国宝の「木造菩薩半跏像」でも有名ですが,江戸時代に移転するまでは法隆寺の東側に伽藍があり,この遺構が史跡指定を受けています.写真は塔基壇から金堂基壇を見たところ.塔と金堂が南北に並ぶ四天王寺式の伽藍配置です.金堂基壇は飛鳥時代の創建時の切石積,平安期(10世紀)再建の瓦積,鎌倉期(13世紀)改修の土仕上げと,変遷がわかる点で貴重です.塔跡は礎石は抜かれているし,上面が削られていたりでいまいちの残り具合ですが,地下式の心礎は残っていたようで,心礎上面からは埋納品が出土しています.
名称:中宮寺跡(ちゅうぐうじあと)
文化財区分:史跡
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町

【中宮寺跡】(HDR合成,撮影:2022年10月2日)
中宮寺というと法隆寺と隣接したところにあって,国宝の「木造菩薩半跏像」でも有名ですが,江戸時代に移転するまでは法隆寺の東側に伽藍があり,この遺構が史跡指定を受けています.写真は塔基壇から金堂基壇を見たところ.塔と金堂が南北に並ぶ四天王寺式の伽藍配置です.金堂基壇は飛鳥時代の創建時の切石積,平安期(10世紀)再建の瓦積,鎌倉期(13世紀)改修の土仕上げと,変遷がわかる点で貴重です.塔跡は礎石は抜かれているし,上面が削られていたりでいまいちの残り具合ですが,地下式の心礎は残っていたようで,心礎上面からは埋納品が出土しています.
名称:中宮寺跡(ちゅうぐうじあと)
文化財区分:史跡
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町
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