長谷寺(奈良) 【国宝・重文】
奈良県桜井市の有名な寺院で,真言宗豊山派の総本山.本堂が国宝で,多数の建造物が重文指定を受けています.

【長谷寺本堂】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
慶安3 (1650)年の建立.竣工時の棟札があって建立年代が明らかです.帳簿や図面などの資料も残っていて,建設の経緯もよく分かっています.これらの資料も附で国宝.
桁行七間、梁間四間の正堂前面に懸造の相の間及び礼堂が接続する複雑な構成になっています.

【長谷寺 - 鐘楼】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
長谷寺の名称で重文指定を受けるのは繋廊,鐘楼,三百餘社,登廊 (上登廊),登廊 (蔵王堂),登廊 (中登廊),登廊 (繋屋),登廊 (下登廊),仁王門と前述の本堂.長谷寺といえば斜面に長く続く登廊が有名ですが,上中下の登廊とその間の蔵王堂と繋屋の5棟からなっています.重文としての区分は「近世以前/寺院」だけど,中登廊以下の登廊と仁王門は明治の再建.それ以外は本堂と同時期の慶安の建立です.
写真は鐘楼.上登廊と接続していて,本堂との間に繋廊を設けています.

【長谷寺本坊】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
本坊では大講堂,大玄関及び庫裏,奥書院,小書院,護摩堂,唐門及び回廊,中雀門,土蔵が重文.わりかし最近の2014年12月の重文指定です.古いのは明和3 (1766)年の中雀門,明治の土蔵だけど,その他は大正の近代和風建築です.重文としての区分も「近代/宗教」です.本坊では明治44年に火災があり,大正8年から13年にかけていろいろ再建されました.
名称:長谷寺本堂(はせでらほんどう)
文化財区分:国宝(近世以前/寺院)
所在地:奈良県桜井市大字初瀬
名称:長谷寺(はせでら)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:奈良県桜井市大字初瀬
名称:長谷寺本坊(はせでらほんぼう)
文化財区分:重要文化財(近代/宗教)
所在地:奈良県桜井市大字初瀬

【長谷寺本堂】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
慶安3 (1650)年の建立.竣工時の棟札があって建立年代が明らかです.帳簿や図面などの資料も残っていて,建設の経緯もよく分かっています.これらの資料も附で国宝.
桁行七間、梁間四間の正堂前面に懸造の相の間及び礼堂が接続する複雑な構成になっています.

【長谷寺 - 鐘楼】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
長谷寺の名称で重文指定を受けるのは繋廊,鐘楼,三百餘社,登廊 (上登廊),登廊 (蔵王堂),登廊 (中登廊),登廊 (繋屋),登廊 (下登廊),仁王門と前述の本堂.長谷寺といえば斜面に長く続く登廊が有名ですが,上中下の登廊とその間の蔵王堂と繋屋の5棟からなっています.重文としての区分は「近世以前/寺院」だけど,中登廊以下の登廊と仁王門は明治の再建.それ以外は本堂と同時期の慶安の建立です.
写真は鐘楼.上登廊と接続していて,本堂との間に繋廊を設けています.

【長谷寺本坊】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
本坊では大講堂,大玄関及び庫裏,奥書院,小書院,護摩堂,唐門及び回廊,中雀門,土蔵が重文.わりかし最近の2014年12月の重文指定です.古いのは明和3 (1766)年の中雀門,明治の土蔵だけど,その他は大正の近代和風建築です.重文としての区分も「近代/宗教」です.本坊では明治44年に火災があり,大正8年から13年にかけていろいろ再建されました.
名称:長谷寺本堂(はせでらほんどう)
文化財区分:国宝(近世以前/寺院)
所在地:奈良県桜井市大字初瀬
名称:長谷寺(はせでら)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:奈良県桜井市大字初瀬
名称:長谷寺本坊(はせでらほんぼう)
文化財区分:重要文化財(近代/宗教)
所在地:奈良県桜井市大字初瀬
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
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