東大寺 #5(奈良) 【重文】
「東大寺 #4」の続き.国宝の「東大寺法華堂」(参照:東大寺 #3)まわりの重文建築について.「東大寺法華堂北門」と「東大寺法華堂経庫」はすでに載せているので(参照:東大寺 #1,東大寺 #3),その他2件.

【東大寺法華堂手水屋】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
国宝の法華堂の東側にある建物.建武2 (1335)年の建立.桁行七間,梁間四間の切妻の建物です.

【東大寺三昧堂(四月堂)】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
治安元 (1021)年創建という記録があるけど,現存するものは江戸時代のもの.化粧裏板に墨書があって延宝9 (1681)年の建立であることがわかっています.鎌倉期の古材も使われているそうです.三昧堂(四月堂)というのは旧暦四月に法華三昧会が行なわれたことに由来する名称です.
この近くにある「東大寺開山堂」は国宝.中の「木造良弁僧正坐像」も国宝.お堂は重源が正治2 (1200)年に建てたものをのちの建長2 (1250)年に改築したもので,重源創建の部分は現在の内陣の部分です.「東大寺南大門」(東大寺 #1)と同様に大仏様の貴重な建造物です.通常非公開で,12月16日の良弁忌の法要終了後に見ることができます.二月堂とかからも見えるけど,やっぱり内陣を見ないとなぁ.
※追記:「東大寺開山堂」の外観の写真はこちら → 「2022年10月奈良県の旅まとめ」
名称:
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:奈良県奈良市雑司町
名称:東大寺三昧堂(四月堂)(とうだいじさんまいどう(しがつどう))
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:奈良県奈良市雑司町

【東大寺法華堂手水屋】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
国宝の法華堂の東側にある建物.建武2 (1335)年の建立.桁行七間,梁間四間の切妻の建物です.

【東大寺三昧堂(四月堂)】(HDR合成,撮影:2022年10月3日)
治安元 (1021)年創建という記録があるけど,現存するものは江戸時代のもの.化粧裏板に墨書があって延宝9 (1681)年の建立であることがわかっています.鎌倉期の古材も使われているそうです.三昧堂(四月堂)というのは旧暦四月に法華三昧会が行なわれたことに由来する名称です.
この近くにある「東大寺開山堂」は国宝.中の「木造良弁僧正坐像」も国宝.お堂は重源が正治2 (1200)年に建てたものをのちの建長2 (1250)年に改築したもので,重源創建の部分は現在の内陣の部分です.「東大寺南大門」(東大寺 #1)と同様に大仏様の貴重な建造物です.通常非公開で,12月16日の良弁忌の法要終了後に見ることができます.二月堂とかからも見えるけど,やっぱり内陣を見ないとなぁ.
※追記:「東大寺開山堂」の外観の写真はこちら → 「2022年10月奈良県の旅まとめ」
名称:
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:奈良県奈良市雑司町
名称:東大寺三昧堂(四月堂)(とうだいじさんまいどう(しがつどう))
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:奈良県奈良市雑司町
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行