旧柏倉家住宅(山形) 【重文】
山形県中山町にある近代和風住宅です.2019年9月の重文指定.

【旧柏倉家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月16日)
江戸時代は紅花生産をやっていて,近代には金融業も手掛けた家です.重文指定は主屋,内蔵,仏間,前蔵,北蔵,大工小屋,長屋門,裏門.写真は右に主屋,奥に仏間.主屋は明治31 (1898)年の築で,一部に前身となる天明3 (1783)年の建物の部材を残しています.近代の住居としての重文指定だけど,仏間,大工小屋,長屋門,裏門は江戸時代のものです.一般的に仏間というと建物内の仏壇を置いたりする部屋のことをいうけど,ここでは独立した建物になっています.明和7 (1770)年頃の土蔵造の建物で,前側をゲジン,奥側をナイジンとして仏壇をおいて平面は寺院建築風です.土地も含めての重文指定で,石組で囲った洗い場,煉瓦積の穴蔵なども珍しいです.
名称:旧柏倉家住宅(きゅうかしわくらけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近代/住居)
所在地:山形県東村山郡中山町大字岡字南

【旧柏倉家住宅】(HDR合成,撮影:2022年10月16日)
江戸時代は紅花生産をやっていて,近代には金融業も手掛けた家です.重文指定は主屋,内蔵,仏間,前蔵,北蔵,大工小屋,長屋門,裏門.写真は右に主屋,奥に仏間.主屋は明治31 (1898)年の築で,一部に前身となる天明3 (1783)年の建物の部材を残しています.近代の住居としての重文指定だけど,仏間,大工小屋,長屋門,裏門は江戸時代のものです.一般的に仏間というと建物内の仏壇を置いたりする部屋のことをいうけど,ここでは独立した建物になっています.明和7 (1770)年頃の土蔵造の建物で,前側をゲジン,奥側をナイジンとして仏壇をおいて平面は寺院建築風です.土地も含めての重文指定で,石組で囲った洗い場,煉瓦積の穴蔵なども珍しいです.
名称:旧柏倉家住宅(きゅうかしわくらけじゅうたく)
文化財区分:重要文化財(近代/住居)
所在地:山形県東村山郡中山町大字岡字南
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