建長寺 #1(神奈川) 【重文】
鎌倉の有名寺院.建長3 (1251)年に蘭渓道隆を開山として開かれた臨済宗建長寺派の大本山で,鎌倉五山の筆頭です.鎌倉時代の建物なんかは残っていないものの,文化財が多数あります.

【建長寺山門】(HDR合成,撮影:2022年11月19日)
境内の中心には山門,仏殿,法堂が南北に並んでいてどれも重文です.山門は安永4 (1775)年建立の三間一戸の二重門で,上層正面に軒唐破風が付いています.上層は二手先,下層は出組としているけど,三間の門としてはとても大きな門で,その大きさに格式の高さが表れているようです.下層は吹き放しになっているので,構造がよく見えます.

【建長寺仏殿】(HDR合成,撮影:2022年11月19日)
寛永5 (1628)年建立で,桁行三間,梁間三間に裳階が付いて巨大な禅宗様仏殿となっています.四手先の組み物を詰組にして軒下は賑やか.元は芝の増上寺にあったものを正保4 (1647)年に唐門などとあわせて移築されました.

【建長寺法堂】(HDR合成,撮影:2022年11月19日)
文政8 (1825)年の建立.これも規模の大きい禅宗様仏殿だけど,仏殿に比べると組物はシンプルで,禅宗様の様式にこだわらず建てられている点は江戸後期らしいところだと思います.
「建長寺 #2」に続く!
名称:建長寺山門(けんちょうじさんもん)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内
名称:建長寺仏殿(けんちょうじぶつでん)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内
名称:建長寺法堂(けんちょうじはっとう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内

【建長寺山門】(HDR合成,撮影:2022年11月19日)
境内の中心には山門,仏殿,法堂が南北に並んでいてどれも重文です.山門は安永4 (1775)年建立の三間一戸の二重門で,上層正面に軒唐破風が付いています.上層は二手先,下層は出組としているけど,三間の門としてはとても大きな門で,その大きさに格式の高さが表れているようです.下層は吹き放しになっているので,構造がよく見えます.

【建長寺仏殿】(HDR合成,撮影:2022年11月19日)
寛永5 (1628)年建立で,桁行三間,梁間三間に裳階が付いて巨大な禅宗様仏殿となっています.四手先の組み物を詰組にして軒下は賑やか.元は芝の増上寺にあったものを正保4 (1647)年に唐門などとあわせて移築されました.

【建長寺法堂】(HDR合成,撮影:2022年11月19日)
文政8 (1825)年の建立.これも規模の大きい禅宗様仏殿だけど,仏殿に比べると組物はシンプルで,禅宗様の様式にこだわらず建てられている点は江戸後期らしいところだと思います.
「建長寺 #2」に続く!
名称:建長寺山門(けんちょうじさんもん)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内
名称:建長寺仏殿(けんちょうじぶつでん)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内
名称:建長寺法堂(けんちょうじはっとう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
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