三仏寺 #1(鳥取) 【国宝・史跡・名勝】
国宝の投入堂で知られる鳥取県三朝町にあるお寺.2回に分けて紹介します.

【三仏寺奥院(投入堂)】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
国内最古の懸造の建築.年輪年代法による調査で1098年頃に伐採した木が使われていることがわかっています.この調査に使われた古材は大正3年の解体修理で取り除いたものの一つで,これも含めた古材43点も附で国宝.流造の両側面に庇屋根と隅庇屋根が付く構造.向こう側に見える附属屋は愛染堂で,これも附で国宝です.
「三仏寺奥院(投入堂)」の写真はこちらにも → 「今年行けてよかったところ2022」

【三徳山】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
「三徳山」というのは三仏寺の山号だけど実際に山があって,この山全域が三仏寺の境内です.古くから修験の霊地で,史跡と名勝の両方の指定を受けています.投入堂以外にも重文の建築があります.
重文建築については別の記事にするとして,重文指定を受けていない古い建物を載せてみました.6棟が「三徳山三仏寺建造物群」として県指定の文化財(鳥取県の制度では「県指定保護文化財」).写真は観音堂で江戸前期の建立.奥に元結掛堂がちょこっと見えています.これも江戸前期.
「三仏寺 #2」に続く!
名称:三仏寺奥院(投入堂)(さんぶつじおくのいん(なげいれどう))
文化財区分:国宝(近世以前/神社)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三徳山(みとくさん)
文化財区分:名勝・史跡
所在地:鳥取県東伯郡三朝町

【三仏寺奥院(投入堂)】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
国内最古の懸造の建築.年輪年代法による調査で1098年頃に伐採した木が使われていることがわかっています.この調査に使われた古材は大正3年の解体修理で取り除いたものの一つで,これも含めた古材43点も附で国宝.流造の両側面に庇屋根と隅庇屋根が付く構造.向こう側に見える附属屋は愛染堂で,これも附で国宝です.
「三仏寺奥院(投入堂)」の写真はこちらにも → 「今年行けてよかったところ2022」

【三徳山】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
「三徳山」というのは三仏寺の山号だけど実際に山があって,この山全域が三仏寺の境内です.古くから修験の霊地で,史跡と名勝の両方の指定を受けています.投入堂以外にも重文の建築があります.
重文建築については別の記事にするとして,重文指定を受けていない古い建物を載せてみました.6棟が「三徳山三仏寺建造物群」として県指定の文化財(鳥取県の制度では「県指定保護文化財」).写真は観音堂で江戸前期の建立.奥に元結掛堂がちょこっと見えています.これも江戸前期.
「三仏寺 #2」に続く!
名称:三仏寺奥院(投入堂)(さんぶつじおくのいん(なげいれどう))
文化財区分:国宝(近世以前/神社)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三徳山(みとくさん)
文化財区分:名勝・史跡
所在地:鳥取県東伯郡三朝町
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