三仏寺 #2(鳥取) 【重文】
「三仏寺 #1」の続き.残りの重文建築3件について.

【三仏寺納経堂】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
山を登って投入堂の少し手前の岩の窪みにある建物.納経堂という名称ですが,元々は三徳山の鎮守でした.神社建築の春日造の形式で,神社の種別での重文指定です.鎌倉期の建立といわれてきたけど,年輪の調査では1082年とでているので,平安後期の建立です.正規でない見世棚造だけど春日造では最古の遺構.現状では重文だけど,国宝になってもいい文化財だと思います.
一般的には最古の春日造社殿というと鎌倉初期の「圓成寺春日堂・白山堂」(国宝,奈良県奈良市,参照:円成寺)とされているのですが.

【三仏寺地蔵堂】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
懸造の建物.室町末期の建立です.

【三仏寺文殊堂】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
地蔵堂とよく似た建物だけど,もう少し新しい桃山時代の建立です.三仏寺の重文建築では一番下にあるけど,この下に鎖場があったりして,ここまでくるのも結構たいへんです.
名称:三仏寺納経堂(さんぶつじのうきょうどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/神社)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三仏寺地蔵堂(さんぶつじじぞうどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三仏寺文殊堂(さんぶつじもんじゅどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳

【三仏寺納経堂】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
山を登って投入堂の少し手前の岩の窪みにある建物.納経堂という名称ですが,元々は三徳山の鎮守でした.神社建築の春日造の形式で,神社の種別での重文指定です.鎌倉期の建立といわれてきたけど,年輪の調査では1082年とでているので,平安後期の建立です.正規でない見世棚造だけど春日造では最古の遺構.現状では重文だけど,国宝になってもいい文化財だと思います.
一般的には最古の春日造社殿というと鎌倉初期の「圓成寺春日堂・白山堂」(国宝,奈良県奈良市,参照:円成寺)とされているのですが.

【三仏寺地蔵堂】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
懸造の建物.室町末期の建立です.

【三仏寺文殊堂】(HDR合成,撮影:2022年11月12日)
地蔵堂とよく似た建物だけど,もう少し新しい桃山時代の建立です.三仏寺の重文建築では一番下にあるけど,この下に鎖場があったりして,ここまでくるのも結構たいへんです.
名称:三仏寺納経堂(さんぶつじのうきょうどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/神社)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三仏寺地蔵堂(さんぶつじじぞうどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
名称:三仏寺文殊堂(さんぶつじもんじゅどう)
文化財区分:重要文化財(近世以前/寺院)
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字三徳
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
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